第19話:心配を捨てる!安心美白術
美白製品の安全性が心配される現在。今年は攻めの美白というよりも、きちんと日焼け止めして肌を守ることが主流になりそうです。とはいえ、やはりできれば美白もしたい。そこで今回は、心配せずに実行できる美白術をご紹介したいと思います。
1つめのカテゴリーは「内面美白」です。食べものやサプリメントで、身体の内側から美白していきます。このメリットは、顔だけでなく身体も美白できる点。さらには健康にも良かったりします。王道はやはりビタミンCでしょう。シミやくすみの原因となるメラニンを還元し、抗酸化作用でメラニンの生成を抑制します。私は食事からもサプリメントからもたっぷりビタミンCを摂るようにしています。サプリメントは処方されるものですと天然のものとは微妙に性質が異なっていて肝臓に負担をかけるので、できれば天然型のビタミンCを選んでください。私はカムカムパウダーやアセロラ、ローズヒップなどを活用しています。これらをグリーンスムージーに混ぜると美味しいですよ。ビタミンCはできれば3時間ごとに、こまめに補給するのが理想。ビタミンC療法では、下痢をする寸前まで摂取してもだいじょうぶと言われています。私は一日4,000ミリグラムほど摂ると調子がいいみたいです。
食べものでは、ウコン(ターメリック)がブレンドされたカレーパウダーや、しじみのお味噌汁が美白な肌をつくります。いずれも肝臓にいい食べ物ですよね。肝臓のコンディションをいい状態に保つことが、美白の鍵と言えそうです。ほかにおすすめは、酒粕と味噌とハチミツを混ぜたもの。これを粕汁や鍋物に入れたりそのまま食べるなどしていると、肌が白くお餅のような質感に変化していきます。発酵食品は美白の強い味方なので、積極的に活用を。
2つめのカテゴリーはやはり「外的美白」化粧品ですね。美白コスメを手の甲につけていると、腕より白くなったりする。それくらい外的美白は効果があるのです。では、心配せず使える美白コスメにはどんなものがあるのでしょうか? おすすめはやはり、天然のものをそのままボトルに詰めた製品。その点で今年注目なのがマルラオイルです。南アフリカのマルラツリーの実の核から採れるこのオイルには、ビタミンCがオレンジの約4倍、抗酸化力はオリーブオイルの約10倍も! しかもアトピーなどのデリケート肌にも有効とされる抗ヒスタミン作用を備えています。だから紫外線で敏感になった肌を穏やかに鎮めながら、自然の還元力が働いて明るい肌へと導いてくれるのです。何よりつけた瞬間にヌラッとつややかな肌になって、メイクをしてもこのつやめきが残るのがすごくいい。見た目がすぐにきれいになるのってやっぱりうれしいですよね。でもファンデーションも上手にのるので使いやすいです。エトヴォスのアンチエイジングライン「ヴァーチェ」から18mL 3,680円(税抜き)で発売中です。
ほかにもローズヒップオイルに美白効果があるとされています。こうした自然界にあるそのままのコスメを活用して、安心して美白をいたしましょう。同時に美白コスメによる被害を受けられた方のお肌が、一日も早く元に戻りますように。よい治療方法が見つかりますように。