第9話:メイクの時短は引き出し式透明ケースで
毎朝のメイク時間をもっと短縮できたら・・・。これは全ての女性の悲願かもしれません。もちろん私もそう思っていました。ある日ふと、「メイク自体よりも、容器の開け閉めに時間が掛かって面倒なのかも」と思いまして。試行錯誤の結果、辿り着いたのがアクリルケースの引き出しです。透明だから中身がひと目で分かるだけでなく、メイクコスメのフタを開けた状態で収納&メイクブラシをその横にスタンバイさせることで、引き出せばすぐメイクに取り掛かれます。いちいちフタを開閉していた頃は30分かかっていたフルメイクも、今では10分ほどで完成します。簡単メイクならほんと1〜3分ほどでできちゃいます。
私は3段の引き出し式ケースを2つ重ねて、計6段を使っています。メイク用品は下4段に収納。私は眉→アイライン→アイシャドウ→マスカラ→チーク→リップの順にメイクするので、下からその順番に沿って収納しています。こうすると、違う引き出しを開けてしまうというムダな動作を省けます。一番下にはフタを開けた状態の眉パウダー・眉ブラシ・メイク用ハサミ・毛抜き・眉マスカラ・アイライン・電動うぶ毛そり器。下から2番目にはアイシャドウパレット・アイシャドウブラシ・マスカラを。下から3番目はチーク・ハイライト・チークブラシです。そして下から4番目にリップグロスや口紅を入れています。
上の2段は、しょっちゅう使う日用品を収めています。1段目はリップバーム・ヘアクリップ・眼をきれいにする笹のお水など。通りがかりに一番上の引き出しをひょいっと開けて、リップバームをささっと塗ったりしています。2段目は忘れがちだけれどちゃんとやりたいスペシャルケア品、例えばひたいに貼るシワ取りシールやデンタルフロスなどなど、です。
ところで、アクリルケースの引き出しは高さが3センチほどしかないので、厚みのある化粧品やフタが180℃開かない製品は入りません。どうしてもこういう製品を入れたい場合はケースから取り出したり薄い容器に入れ替えていますが、基本的にはスッキリ収納できる化粧品を選びます。これから数回にわたって、6つの引き出しそれぞれに込めた私のこだわりをご紹介できればと思います。
ちなみに私は仕事柄化粧品が多いので6段ですが、3段で収まる方も多いかと。これなら大きな化粧ケースなど買わなくても、ごく小さなスペースで済みます。ケースの上に物を載せても引き出しは開けられるので、きっと毎日のストレスも軽くなると思います。
おすすめコスメ私が愛用しているのは無印良品のアクリルケース横型3段大 幅26×奥行17.5×高さ10センチ ¥1,200というタイプ。これを2つ重ねています。記憶にないくらい何年も前に購入しましたが、今回調べてみて同じ製品が今もあって頼もしく思いました。それだけでなく無印良品には一段一段の高さがもっと高いものなどいろいろなサイズが登場して、さらに充実していました。
また100円ショップやホームセンターにも、こういった透明ケースが並んでいますよね。ご自分にピッタリなサイズのものを探してみるのも楽しいと思います。